“銭塘江”のいろいろな読み方と例文
旧字:錢塘江
読み方割合
せんとうこう75.0%
せんたうかう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、その男は罪をおそれて身を投げて死んでしまった。その頃大兵が杭州に入り来たって、潞王ははしり、承奉は廃鼎はいてい銭塘江せんとうこうに沈めてしまったという。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
汪士秀おうししゅう盧州ろしゅうの人であった。豪傑で力が強く、石舂いしうすを持ちあげることができた。親子で蹴鞠しゅうきくがうまかったが、父親は四十あまりの時銭塘江せんとうこうを渡っていて、舟が沈んで溺れてしまった。
汪士秀 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
で、其男は罪を懼れて身を投げて死んで終つた。其頃大兵が杭州に入り来たつて、潞王は奔り、承奉は廃鼎を銭塘江せんたうかうに沈めて仕舞つたといふ。
骨董 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)