“せっとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
窃盗81.1%
浙東8.1%
節刀5.4%
剽盗2.7%
竊盗2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうかすると小刀でく。窃盗せっとうをする。詐偽さぎをする。強盗もする。そのくせなかなかよい奴であった。女房にはひどく可哀がられていた。
げんの末に方国珍ほうこくちんと云う者が浙東せっとうの地に割拠すると、毎年まいねん正月十五日の上元じょうげんから五日間、明州みんしゅうで燈籠をけさしたので、城内じょうないの者はそれをて一晩中遊び戯れた。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
例せば西湖の北方に連亙れんこうせる御坂みさか山塊の節刀せっとう岳は、大将軍にも刀にも少しの関係もないセットウ即ち小鳥のホオジロの方言から出た名であるというし、又飛信越三国界の蓮華岳一名三俣岳は
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
剽盗せっとうに成ったのは夫れからである。
五右衛門と新左 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この半年に青少年の犯罪は一万を突破して昨年後半期より二千百二十六名の増加であり、筆頭が竊盗せっとう
私の感想 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)