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浙東
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せっとう
ふりがな文庫
“
浙東
(
せっとう
)” の例文
元
(
げん
)
の末には天下大いに乱れて、一時は群雄割拠の時代を現じましたが、そのうちで
方谷孫
(
ほうこくそん
)
というのは
浙東
(
せっとう
)
の地方を占領していました。
中国怪奇小説集:14 剪灯新話(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
元
(
げん
)
の末に
方国珍
(
ほうこくちん
)
と云う者が
浙東
(
せっとう
)
の地に割拠すると、
毎年
(
まいねん
)
正月十五日の
上元
(
じょうげん
)
の
夜
(
よ
)
から五日間、
明州
(
みんしゅう
)
で燈籠を
点
(
つ
)
けさしたので、
城内
(
じょうない
)
の者はそれを
観
(
み
)
て一晩中遊び戯れた。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
といえる
如
(
ごと
)
き、
常套
(
じょうとう
)
の語なれども、また愛す
可
(
べ
)
し。古徳と同じゅうせんと欲するは、
是
(
こ
)
れ
仮
(
か
)
にして、
淮楚
(
わいそ
)
浙東
(
せっとう
)
に往来せるも、修行の
為
(
ため
)
なりしや
游覧
(
ゆうらん
)
の為なりしや知る可からず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
浙
漢検1級
部首:⽔
10画
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
“浙”で始まる語句
浙江
浙江省
浙西
浙
浙水
浙江県
浙江安徽
浙江饅頭