“浙東”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せっとう60.0%
せきとう20.0%
せつとう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんの末には天下大いに乱れて、一時は群雄割拠の時代を現じましたが、そのうちで方谷孫ほうこくそんというのは浙東せっとうの地方を占領していました。
げんの末には天下大いに乱れて、一時は群雄割拠の時代を現出したが、そのうちで方谷孫ほうこくそんというのは浙東せきとうの地方を占領していた。
世界怪談名作集:18 牡丹灯記 (新字新仮名) / 瞿佑(著)
元の末に方国珍ほうこくちんという者が浙東せつとうの地に割拠すると、毎年正月十五日の上元の夜から五日間、明州で燈籠をけさしたので、城内の者はそれを観て一晩中遊び戯れた。
牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)