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『五右衛門と新左』
ふりがな文庫
『
五右衛門と新左
(
ごえもんとしんざ
)
』
「大分世の中が静かになったな」 こう秀吉が徳善院へ云った。 「殿下のご威光でございます」 徳善院、ゴマを磨り出した。 「ところが俺は退屈でな」 「こまったものでございます」 「趣向は無いか、変った趣向は?」 「美人でもお集めになられては?」 …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「大衆文芸 第一巻第一号」1926(大正15)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約35分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
平
(
なら
)
連
(
むらじ
)
縛
(
から
)
諾
(
うん
)
剽盗
(
せっとう
)
手段
(
て
)
人生
(
ひとのよ
)
以来
(
から
)
寂然
(
しん
)
些少
(
いささか
)
悪戯
(
わるさ
)
誼
(
よしみ
)
疲労
(
つか
)
喞筒
(
ぽんぷ
)
忙
(
せわ
)
忍術
(
しのび
)
故意
(
わざ
)
柔術
(
やわら
)
槻
(
けやき
)
爰
(
ここ
)
大供
(
おおども
)
病葉
(
わくらば
)
周囲
(
まわり
)
其方
(
そち
)
其奴
(
そいつ
)
遂々
(
とうとう
)
黄楊
(
つげ
)