“ずのう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頭脳78.6%
図嚢14.3%
頭腦7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭脳ずのう明敏めいびんの優等生にこれぐらいのメントル・テストがわからないはずはありますまい。君心あれば臣心あり。ハッハハハハ」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
図嚢ずのう、勲章類は、エフィゲニウス家より贈られたる金の果物、銀製の羊、真珠と紅宝石とを鏤めたる青銅製の戦車と凱旋がいせん門の模型や各種宝石類とともに、ことごとくこれを側室に納めました。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
『クロマニヨン』じんは、頭腦ずのうおほきく恰好かつこうとゝのうてをり、けっして野蠻人やばんじんといふことの出來できない體格たいかくぬしでありますからこそ、かようなものがつくられたのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
この時代じだい人間にんげんになると、今日こんにち人間にんげんとまったくおなしゆぞくするものであり、またあるてんではいま野蠻人やばんじんなどよりは餘程よほどすゝんだ頭腦ずのうぬしであつたことは、そのあたまほねてもわかります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)