“すうはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
崇拝83.3%
崇拜16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてわたしはうとうと寝入りながら、これを名残なごりにもう一遍いっぺん、信頼をこめた崇拝すうはいの念をもって、その面影にひしとばかりとりすがった。……
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
しかしてゲーテ崇拝すうはいの念の増すのは、さきの某文士のげんによれば、あるいはみずか俗化ぞっかして理想の光明こうみょう追々おいおいうすらぐのそしりを受けるかも知れぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
ところが自分じぶん志村しむら崇拜すうはいしない、いまろといふ意氣込いきごみしきりとげんでた。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
技術ぎじゆつ巧拙かうせつところでない、かゝげてもつ衆人しゆうじん展覽てんらんきようすべき製作せいさくとしては、いかに我慢強がまんづよ自分じぶん自分じぶんはういとはへなかつた。さなきだに志村しむら崇拜すうはい連中れんちゆうは、これを歡呼くわんこしてる。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)