“すいそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水素80.0%
箠楚20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てい後端こうたん裝置さうちされたるある緻密ちみつなる機械きかい作用さようにて、大中小だいちうせう幾百條いくひやくでうともれず、兩舷りようげんより海中かいちゆう突出つきだされたる、亞鉛管あゑんくわんおよび銅管どうくわんつうじて、海水中かいすいちゆうより水素すいそ酸素さんそ分析ぶんせきして大氣たいき筒中たうちゆうみちび
ガラスよりも水素すいそよりもすきとおって、ときどきのかげんか、ちらちらむらさきいろのこまかななみをたてたり、にじのようにぎらっと光ったりしながら、声もなくどんどんながれて行き
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
しかるに奸臣跋扈ばっこし、禍を無辜むこに加え、臣が事を奏するの人をとらえて、箠楚すいそ[#「箠楚」は底本では「※楚」]刺縶ししつし、つぶさに苦毒を極め、迫りて臣不軌ふきを謀ると言わしめ、遂に宋忠、謝貴
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)