“じゆくかう”の漢字の書き方と例文
語句割合
熟考100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいさい自分じぶん研究けんきうして熟考じゆくかうしてうへ愈々いよ/\わからねば其時そのときはじめて理由りいう説明せつめいしてかすくらゐにしてくのであります。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
今交通の事を述へたる後に熟考じゆくかうするに、一部落と他部落との間には、人々の多く徃來わうらいする所、即ち多くの人にまれておのづから定まりたる道路の形を成せる所有りしならんとは推知せらるるなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
仁智じんち明斷めいだんの大岡殿も久八が助命じよめいの儀を甲州屋吉兵衞にはかに願ひ出たるは如何なる事情ことがら有ての儀やと勘考かんかうせられし處今吉兵衞が長々なが/\しき申立を奇異きいのことに思はれしが再度ふたゝび熟考じゆくかうあるに久八が千太郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)