“じやうらう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ジヤウラウ
語句割合
上﨟50.0%
情郎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……一体いつたいが、天上界てんじやうかい遊山船ゆさんぶねなぞらへて、丹精たんせいめました細工さいくにござるで、御斉眉おかしづきなかから天人てんにんのやうな上﨟じやうらう御一方おひとかた、とのぞんだげな。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「や、さいは、上﨟じやうらう。」と高声たかごゑつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
上﨟じやうらうどの、」と坊主ばうず言足いひたす。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
明眸絳脣めいぼうかうしん香肌かうき白き事の如し。女王マリア・ルイザ、その美をねたみ、遂に之を鴆殺ちんさつせしむ。人間じんかんとどめ得たり一香嚢の長恨ある、かの楊太真やうたいしんいづれぞや。侯爵夫人に情郎じやうらうあり。