“じぶんかつて”の漢字の書き方と例文
語句割合
自分勝手100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このうた興味きようみは、ごくきはどい工夫くふうにあるので、若菜わかなまうとしてゐたこゝろに、自然しぜんかなつてくれないといふことを、自分勝手じぶんかつてに、つごうよくつくなほしたものであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
おもへばひと自分勝手じぶんかつてなもので、よいときには何事なにごとおもしもりませぬけれど、くるしいの、いやのとときかぎつて、以前いぜんあつたことか、これからむかへることについてか、大層たいそうよさゝうな、立派りつぱさうな
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)