“しんによ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
信如28.6%
眞如28.6%
信女14.3%
真如14.3%
神女14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふさ附き帽子面もちゆたかに洋服かる/″\と花々しきを、坊ちやん坊ちやんとて此子の追従するもをかし、多くの中に龍華寺の信如しんによとて、千筋となづる黒髪も……
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
にや輪王りんのうくらゐたかけれども七寶しつぱうつひに身に添はず、雨露うろを凌がぬのきの下にも圓頓ゑんどんの花は匂ふべく、眞如しんによの月は照らすべし。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
はげまし少しも早く全快ぜんくわいなし給へとて種々にいたはりけれどもつひに介抱のしるしもなく母は正徳元年七月二十一日病死し菩提所ぼだいしよ不動院ふどうゐんはうむ月堂げつだう貞飾ていしよく信女しんによと云戒名にあはれを止めけり村方にては九助の孝心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
平田篤胤ひらたあつたねの俗神道大意に、真如しんによ無明むみやうハ生ズルトイフモイトイト心得ズ、真如ナラムニハ無明ハ生ズマジキコトナルニ、何ニシテ生ズルカ、其理コソ聞カマホシケレ……とあったのを覚えていますが
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
神女しんによたはぶ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)