“しんご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新吾20.0%
真吾20.0%
身後20.0%
信吾10.0%
心語10.0%
新護10.0%
讖語10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉田松蔭よしだしょういんのような偉人も因襲を脱して新吾しんごを磨こうと致したために殺されました。
女子の独立自営 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
「あんたは宇都宮だそうだが、岡田真吾しんごをご存じですか」
日本婦道記:尾花川 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
本阿弥ほんあみ折紙をりかみ古今ここんに変ず。羅曼ロマン派起つてシエクスピイアの名、四海に轟く事迅雷じんらいの如く、羅曼派亡んでユウゴオの作、八方にすたるる事霜葉さうえふに似たり。茫々たる流転るてんさう。目前は泡沫、身後しんごは夢幻。
すこしも勞れ不申、朝暮は是非散歩いたし候樣承り候得共、小あみ町に而は始終相調あひかなひ申候處、青山之ごく田舍ゐなか信吾しんご之屋敷御座候間、其宅をかり養生中に御座候間、朝暮は駒場野はわづか四五町も有之候故
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
昂奮した山城守が、こう心中に怒声を揚げた時、その心語しんごに応ずるかのように、眼前に人影が立った。ぎょッとして顔を上げると、気に入りの小姓こしょうだ。いつの間にか、庭を横ぎって来ていたのだ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
もし道修町どしょうまちの薬屋の若旦那新護しんご花嫁を迎へし喜びに祝の句を集めて小冊子となしこれを知人に配るとすれば風流の若旦那たるを失はず。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ここをユール注して、近世も似た事あり、インドの讖語しんごにバートプールの砦は大鱷にあらざれば陥れ能わずと言うた。