“しやかうてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
社交的50.0%
射倖的50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この社交的しやかうてき坂井さかゐと、孤獨こどく宗助そうすけ二人ふたりつてはなし出來できるのは、御米およねにさへめうえる現象げんしやうであつた。坂井さかゐ
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
訪問はうもんはするひまたなかつた。たゞ坂井さかゐだけ取除とりのけであつた。折々をり/\ようもないのに此方こつちからわざ/\出掛でかけてつて、ときつぶしてことさへあつた。そのくせ坂井さかゐなかもつと社交的しやかうてきひとであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
變に射倖的しやかうてきな迷信をあふつて、巣鴨の人肌地藏は、十日經たないうちに、福の神のやうに人氣と尊敬を集めてしまひました。