“しもめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下婢40.0%
下女20.0%
婢20.0%
婢女20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついでに申して置きますが、まず下僕(しもべ)なり下婢(しもめ)なりが湯を柄杓(ひしゃく)に汲んで持って来ると、それを両方の手の平を凹(くぼ)めてその湯を受けて、一旦口に含んで口から手の平に吐き出しつつそれで顔を洗います。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
われ尾州の民間より出(いで)たれば、草刈(か)るすべは知りたれど、筆とる事は得知らず、ただわが母、内裏(だいり)のみづし所の下女(しもめ)たりしが、ある夜のゆめに幾千万の御祓箱(みはらひばこ)、伊勢より播磨(はりま)へさしてすき間もなく
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神、この不思議を見ていたく驚き、アダムを畏(おそ)れて自らが子となし給いしも、エヴは常の人と異ならざれば婢(しもめ)となし、さてエヴといとなみしに、エヴ妊(みごも)りて女児(おなご)を生みて死せり。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
神よ、オオ神よ、日々年々のこの婢女(しもめ)の苦痛を哀れと見そなわし、小児(こども)を側に、臨終を遂(とげ)させ玉うを謝し奉(たてま)つる。
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)