下婢しもめ)” の例文
お姫さまにも、お内方うちかたも、みな様お変りはございませぬ。そして、あとのお屋敷の始末。下婢しもめたちから、うまやの馬まで、それぞれ、よいように、片づけ終わりました。
ついでに申して置きますが、まず下僕しもべなり下婢しもめなりが湯を柄杓ひしゃくに汲んで持って来ると、それを両方の手の平をくぼめてその湯を受けて、一旦口に含んで口から手の平に吐き出しつつそれで顔を洗います。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)