“さんちゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
山中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝋梅ろうばいについではやはなをひらくまんさくは日本につぽんだけの山中さんちゆうに、自然しぜんえるもので、木曾きそ日光地方につこうちほうおほく、また庭木にはきとなつてゑられてゐるのもあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
いま山中さんちゆうむ熊とは違つて、北海道産ほつかいだうさんで、うしても多く魚類ぎよるゐしよくするから、毛が赤いて。甚「へえー、緋縅ひをどしよろひでもひますか。真「よろひぢやアない、魚類ぎよるゐ、さかなだ。 ...
八百屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
此夜は山中さんちゆうに一宿の心なれば心用のためつゝをももたせしに、たれの上手しかも若ものなりしが光りをまとにうたんとするを、老人ありてやれまてとおしとゞめ、あなもつたいなし