“さんじやく”の漢字の書き方と例文
語句割合
三尺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふらふらと浮いた腰の、三尺さんじやくほどの脚棍たけうまに乗つて
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
雖然けれども心覺こゝろおぼえで足許あしもと覺束おぼつかなさに、さむければとて、三尺さんじやく前結まへむすびにたゞくばかりにしたればとて、ばた/\駈出かけだすなんどおもひもらない。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
兩人りやうにんすそところが、とこよこ一間いつけん三尺さんじやくはりだしの半戸はんとだな、した床張ゆかばり、突當つきあたりがガラスはきだしまどで、そこが裏山うらやまむかつたから、ちやうどそのまど
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)