“さいじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
斎場36.4%
寨上9.1%
寨城9.1%
彩城9.1%
最上9.1%
祭場9.1%
蔡嚢9.1%
蔡襄9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてむこう側にある斎場さいじょうのビザンチウム式の建物は、黙然と落日のなかによこたわっていた。
はははは。拙者などは、彼の下風かふうでも、あまんじましょう。しかし、あなた方には、必ず非礼のおそれが生じる。それがちと不安です。せっかく加盟のお心で臨まれ、寨上さいじょうに花を
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呉用ごよう智多星は、このたびは留守をして梁山泊りょうざんぱくにいたが、宋江の無事を聞く以前に、宋清そうせいと老父が寨城さいじょうへ送られてきたので、さっそく宋家のために、梁山泊中のほどよい所に
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まず、総勢三十万を発し、居巣門きょそうもんから魏の合淝がっぴ彩城さいじょうを取る。また陸遜りくそん諸葛瑾しょかつきんらに江夏こうか沔口べんこうを撃たせて襄陽じょうようへ突入させ、孫韶そんしょう、張承などを広陵地方から淮陽わいようへ進ませるであろう
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大尉を驚かせたのは、米艦隊の最上さいじょうの空に、まもがみのように端然たんぜん游泳ゆうえいをつづけていたメーコン号が、一団の火焔となって、焼け墜ちてゆくのを発見したことだった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
同じ一つの神を田の神ともまた恵比須ともいう者が入りまじり、祭り方も大よそ元の通りで、大よそ東北などでいう宇賀の神に近く、表の神棚よりもむしろ勝手の方に祭場さいじょうを設けている。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
奕棋えきき、営造、音律、何にもにも通暁して、茶も此人から蔡嚢さいじょうへかけて進歩したのであり、蹴鞠しゅうきくにまで通じていたか、其詩が温公詩話と詩話総亀とに見えている。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
宋の蔡襄さいじょうが子孫であります。
琉球史の趨勢 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)