“諸葛瑾”の読み方と例文
読み方割合
しょかつきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄徳のたのみとする人物は諸葛しょかつ孔明一人といっていいでしょう。その孔明の兄諸葛瑾しょかつきんは、久しく君に仕えて、呉にいるではありませんか。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で、兄の諸葛瑾しょかつきんの次男、きょうをもらって養子としていた。きんは呉の重臣なので当然、その主孫権のゆるしを得たうえで蜀の弟へ送ったものであろう。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それに侍立する文武官の顔ぶれを見れば、左の列には張昭ちょうしょう顧雍こよう張紘ちょうこう歩隲ほしつ諸葛瑾しょかつきん虞翻ぐほん陳武ちんぶ丁奉ていほうなどの文官。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)