“張紘”の読み方と例文
読み方割合
ちょうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「重臣の張紘ちょうこう、先頃から病中にありましたが、今朝、息をひきとるにあたり、遺言の一書を、わが君へと、したため終って果てました」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それに侍立する文武官の顔ぶれを見れば、左の列には張昭ちょうしょう顧雍こよう張紘ちょうこう歩隲ほしつ諸葛瑾しょかつきん虞翻ぐほん陳武ちんぶ丁奉ていほうなどの文官。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「野に隠れている二人の賢人さ。ひとりは張昭ちょうしょうといい、ひとりは張紘ちょうこうという。だから江東の二張とも称ばれている」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)