“もがみ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:モガミ
語句割合
最上100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
体がかゆくて困るといわれてうちの代診の工夫で硫黄いおう風呂ふろを立てたこともあり、最上もがみ高湯の湯花を用いたことなどもあった。
三筋町界隈 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
みのといえば最上もがみ郡がまた素晴らしい産地であります。この地方の蓑の特長は模様を入れる襟巾が広いことで、色々の材料で色々の紋様を出します。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
祖先からの土豪造どごうづくりの家は、羽前の大川たいせん最上もがみの流れに沿い、甑嶽こしきだけふもとにあった。山形から十里余、楯岡たておかとりでから北へ一里、土称どしょう林崎という部落にあった。
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)