“孫韶”の読み方と例文
読み方割合
そんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孫権にとっておい孫韶そんしょうは義理ある兄の子でありまた兄の家、愈氏ゆしの相続人であった。だから彼が死罪になれば、兄の家が絶えることにもなる。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すでにして魏の艨艟もうどう淮水わいすいに押し寄せ、附近の要地はその陸兵の蹂躙じゅうりんに委されていると聞えた。孫韶そんしょうは切歯して
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが新任の国防総司令徐盛じょせいの下知に対して、事ごとに反抗的に出る困り者がひとり現われた。孫権のおいにあたる若い将軍で、孫韶そんしょうあざな公礼こうれいという青年だった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)