“そんしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
損傷66.7%
孫韶33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそるべき妖力ようりょくを持つあの霊魂第十号をうち倒して、隆夫が損傷そんしょうなく無事に元の肉体をとり戻すためには、どうしてもやり遂げなくてはならない仕事だった。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ところがあの騒ぎによって彼女の身体に大きな異変が起った。それは飛んで来た硫酸に眼を犯され、右眼うがんは大した損傷そんしょうもなかったが、左眼さがんはまるで駄目になった。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ところが新任の国防総司令徐盛じょせいの下知に対して、事ごとに反抗的に出る困り者がひとり現われた。孫権のおいにあたる若い将軍で、孫韶そんしょうあざな公礼こうれいという青年だった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まず、総勢三十万を発し、居巣門きょそうもんから魏の合淝がっぴ彩城さいじょうを取る。また陸遜りくそん諸葛瑾しょかつきんらに江夏こうか沔口べんこうを撃たせて襄陽じょうようへ突入させ、孫韶そんしょう、張承などを広陵地方から淮陽わいようへ進ませるであろう
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)