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損傷
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そんしょう
ふりがな文庫
“
損傷
(
そんしょう
)” の例文
乗組員の多数は、
艇外
(
ていがい
)
へとび出して宇宙塵に
損傷
(
そんしょう
)
した穴の方から消火につとめた。このとき彼らは、やはり空気かぶとをかぶらなくてはならなかった。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
じっさいそれは不幸中のさいわいであった、船は
暗礁
(
あんしょう
)
の上にすわったので、外部には少しぐらいの
損傷
(
そんしょう
)
があったが、
浸水
(
しんすい
)
するほどの
損害
(
そんがい
)
はなかった、だが動かなくなった船をどうするか。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
おそるべき
妖力
(
ようりょく
)
を持つあの霊魂第十号をうち倒して、隆夫が
損傷
(
そんしょう
)
なく無事に元の肉体をとり戻すためには、どうしてもやり遂げなくてはならない仕事だった。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ところがあの騒ぎによって彼女の身体に大きな異変が起った。それは飛んで来た硫酸に眼を犯され、
右眼
(
うがん
)
は大した
損傷
(
そんしょう
)
もなかったが、
左眼
(
さがん
)
はまるで駄目になった。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
私達の持って居ります愛国防空隊との活躍によって多大の
損傷
(
そんしょう
)
を与えることが出来ましたが、しかし最後の一戦を
挑
(
いど
)
んで帝都へ押寄せて来ました飛行船飛行機の数は、
無慮
(
むりょ
)
一千五百機。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
地中海から
廻航中
(
かいこうちゅう
)
の英艦隊が、例によってドイツ潜水艦のため、多少の
損傷
(
そんしょう
)
を
蒙
(
こうむ
)
ったとだけ報ぜられ、四隻とも
即時
(
そくじ
)
撃沈
(
げきちん
)
されたことにも、また金博士の弩竜号が活躍したことについても
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“損傷”の意味
《名詞》
損 傷(そんしょう)
傷付き損なうこと。
(出典:Wiktionary)
“損傷”の解説
損傷(そんしょう)とは、傷がつくことである。
(出典:Wikipedia)
損
常用漢字
小5
部首:⼿
13画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“損傷”で始まる語句
損傷個所