“こじようきせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小蒸滊船50.0%
小蒸汽船50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つき白晝まひるのやうにあきらかだが、小蒸滊船こじようきせんかたち次第々々しだい/\おぼろになつて、のこけむりのみぞなが名殘なごりとゞめた。
春枝夫人はるえふじんと、日出雄少年ひでをせうねんと、わたくしとが、おほく身送人みおくりにん袂別わかれげて、波止塲はとばから凖備ようい小蒸滊船こじようきせんで、はるかの沖合おきあひ停泊ていはくして弦月丸げんげつまる乘組のりくんだのはそのぎ三十ぷん
小蒸汽船こじようきせんはひばめるにぶうなり
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)