トップ
>
こあた
ふりがな文庫
“こあた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小當
60.0%
小当
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小當
(逆引き)
三番叟
(
さんばそう
)
の
吸
(
すひ
)
もので、
熱燗
(
あつかん
)
と
洒落
(
しやれ
)
のめすと、
罰
(
ばつ
)
は
覿面
(
てきめん
)
、
反返
(
そりかへ
)
つた
可恐
(
おそろ
)
しさに、
恆規
(
おきて
)
に
從
(
したが
)
ひ
一夜
(
いちや
)
不眠
(
ふみん
)
の
立待
(
たちまち
)
して、お
詫
(
わび
)
を
申
(
まを
)
す
處
(
ところ
)
へ、
宵
(
よひ
)
に
小當
(
こあた
)
りに
當
(
あた
)
つて
置
(
お
)
いた、
仇
(
あだ
)
な
年増
(
としま
)
がからかひに
來
(
く
)
る
條
(
くだり
)
である。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
こあた(小當)の例文をもっと
(3作品)
見る
小当
(逆引き)
一 女をくどくや先づ
小当
(
こあた
)
りに当つて見て駄目らしければ退いて様子を
窺
(
うかが
)
ふ
気合
(
きあい
)
、これ己を知るものなり。文芸の道また色道に異るなし。
小説作法
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
衝
(
つ
)
いては引き、また越えては
退
(
さが
)
り、彼の
反撥
(
はんぱつ
)
を
小当
(
こあた
)
りにあたってみるような
小競
(
こぜ
)
り合いを繰り返していたものである。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こあた(小当)の例文をもっと
(2作品)
見る