“小当”の読み方と例文
旧字:小當
読み方割合
こあた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一 女をくどくや先づ小当こあたりに当つて見て駄目らしければ退いて様子をうかが気合きあい、これ己を知るものなり。文芸の道また色道に異るなし。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
いては引き、また越えては退さがり、彼の反撥はんぱつ小当こあたりにあたってみるような小競こぜり合いを繰り返していたものである。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)