“けらく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ケラク
語句割合
快楽70.8%
快樂18.8%
掛絡8.3%
戯楽2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、この快楽けらくるには、あの血みどろのレールの上に、呪われたカーヴの上に鋼鉄の列車を操つらなければならなかった。
鉄路 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
殘し非人に左右さいうせらるゝ事なく席薦たゝみの上にて相はて先祖累代るゐだい香華院ぼだいしよに葬られ始終しじう廟食べうしよく快樂けらくを受るは之れ則ち光が賜物たまものにしてあだながらも仇ならずかへつておんとこそ思ふ可けれ依て元益親子は光をうらむ事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かさ掛絡けらくを地に捨てて、指の節を一本ずつ、ポキリ、ポキリと、もむようにして、四方を睥睨へいげいしているのも、まさに、その気構えをととのえているものと思われる。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
竜が住む城の名は戯楽けらく、縦横三千由旬ゆじゅん、竜王中に満つ、二種の竜王あり、一は法行といい世界を護る、二は非法行で世間をやぶる、その城中なる法行王の住所は熱砂らず