“くわんもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
貫文75.0%
関門25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釋尊、八幡のうまれ替りとや申さん。日蓮は凡夫なればよくしらず。これしかし、日蓮がまゐらせしゆゑなり。さこそ父母ふぼよろこ給覽たまふらん。誠に御祝として、餅、酒、鳥目てうもく貫文くわんもん送給候畢おくりたまひさふらひぬ
上て回向ゑかうを願ひ度と夫九助へ頼みければ九助も其孝心を感じて今金谷村より歸りし草臥足くたびれあしをもいとはず再び白米五升と鳥目てうもく貫文くわんもんを自身に背負せおひゆき源和尚げんをしやうへ回向を頼みしかば和尚も其志操こゝろざし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さうして、ある点へると、此二つのものが火花ひばならして切りむす関門くわんもんがあると予想してゐた。それで生活欲を低い程度にめて我慢してゐた。彼のへやは普通の日本間にほんまであつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)