“バー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酒場87.5%
関門4.2%
酒店4.2%
酒舗4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし心斎橋筋へ出るつもりはなく、心斎橋筋の一つ手前の畳屋町筋へ出るまでの左側にスタンド酒場バーの「ダイス」があるのだった。
世相 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
その床几を、小ジェリーが、父親と並んで歩きながら、銀行のテムプル関門バーに一番近い窓の下のところまで毎朝運んで行くのだった。
初めに、ロンドンのテムプル関門バーの傍にある古風なテルソン銀行が描かれる。極めてイギリス風な銀行であることが巧みに語られている。
常に酒店バーや料理屋に姿を見せる。さうかと思ふと二三箇月も行方不明になる。正体が知れぬ。
悪魔の舌 (新字旧仮名) / 村山槐多(著)
市中に酒舗バーのいたって少なきは、豪州と異あるところなり。その原因は、労働者はみな土人およびインド人にして、彼らは別に飲食する所あるによる。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)