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くわんたく
ふりがな文庫
“くわんたく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
官宅
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官宅
(逆引き)
燈
(
あかり
)
も
明
(
あか
)
るき
無料
(
むれう
)
の
官宅
(
くわんたく
)
に、
奴婢
(
ぬひ
)
をさへ
使
(
つか
)
つて
住
(
す
)
んで、
其上
(
そのうへ
)
、
仕事
(
しごと
)
は
自分
(
じぶん
)
の
思
(
おも
)
ふ
儘
(
まゝ
)
、
仕
(
し
)
ても
仕
(
し
)
ないでも
濟
(
す
)
んでゐると
云
(
い
)
ふ
位置
(
ゐち
)
。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
エヒミチは
歸
(
かへ
)
つて
見
(
み
)
れば
自分
(
じぶん
)
の
位置
(
ゐち
)
は
今
(
いま
)
はドクトル、ハヾトフの
手
(
て
)
に
渡
(
わた
)
つて、
病院
(
びやうゐん
)
の
官宅
(
くわんたく
)
を
早
(
はや
)
く
明渡
(
あけわた
)
すのをハヾトフは
待
(
ま
)
つてゐるといふとの
事
(
こと
)
、
又
(
また
)
其
(
そ
)
の
下女
(
げぢよ
)
と
名
(
な
)
づけてゐた
醜婦
(
しうふ
)
は、
此
(
こ
)
の
間
(
あひだ
)
から
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
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