“きろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
記録85.7%
喜六14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
記録きろくつゝしまなければらない。——のあたりで、白刃しらは往來わうらいするをたは事實じじつである。……けれども、かたきたゞ宵闇よひやみくらさであつた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
統計とうけいによれば、餘震よしんのときの震動しんどうおほいさは、最初さいしよ大地震だいぢしんのものに比較ひかくして、その三分さんぶんいちといふほどのものが、最大さいだい記録きろくである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
「えッ、その、その通りですよ、親分。いつも差したり差されたりするのが、昨夜は最初から御家人ごけにん喜六きろくの言い出しで盃のやり取りなし、うんと食って飲もうということにしたようでした」