“ドキユウマン”の漢字の書き方と例文
語句割合
記録100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治めいぢ初年の出版物は自分が此の世に生れ落ちた当時の人情世態を語る尊い記録ドキユウマンである。自分の身の上ばかりではない。自分を生んだ頃の父と母との若い華やかな時代をも語るものである。
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)