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きりはな
ふりがな文庫
“きりはな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
切放
40.0%
切断
20.0%
切離
20.0%
截放
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切放
(逆引き)
磨出
(
みがきだ
)
した
良
(
い
)
い月夜に、
駒
(
こま
)
の手綱を
切放
(
きりはな
)
されたように
飛出
(
とびだ
)
して行った時は、もうデロレンの高座は、消えたか、と跡もなく、
後幕
(
うしろまく
)
一重
(
ひとえ
)
引いた、あたりの土塀の
破目
(
われめ
)
へ、
白々
(
しろじろ
)
と月が射した。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きりはな(切放)の例文をもっと
(2作品)
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切断
(逆引き)
して見ると、ゆうべのうちに殺っておいて首と胴とを
切断
(
きりはな
)
し、胴は壁へ塗り込んで、さて、首は——もはや言わずと知れた細工であった。
釘抜藤吉捕物覚書:09 怨霊首人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
きりはな(切断)の例文をもっと
(1作品)
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切離
(逆引き)
興味がこれを
培養
(
ばいよう
)
して次々に今の形まで成長せしめたので、その久しい前後の伝記を
切離
(
きりはな
)
し、単なる一時代の横断面のみを
以
(
もっ
)
て、その本質を説こうとするは心得違いなことでなければならぬ。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
きりはな(切離)の例文をもっと
(1作品)
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截放
(逆引き)
料理人は左の手にフークを
執
(
と
)
り右の手に料理用のナイフを持ち先ずフークを以て
鶏
(
にわとり
)
の体を抑えナイフを腰に
当
(
あ
)
てて軽く腰の
番
(
つが
)
い
目
(
め
)
を
截放
(
きりはな
)
しぬ。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
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