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後幕
ふりがな文庫
“後幕”の読み方と例文
読み方
割合
うしろまく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろまく
(逆引き)
それも多くの人目をあつめたに違いなかったが、
初
(
はつ
)
真打綾之助に贈られた高座の
後幕
(
うしろまく
)
は、とうてい張りきれぬほどの数であったので、幾枚も幾枚も振りおとして掛けかえた。
竹本綾之助
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
もう少し早く判っていると、
後幕
(
うしろまく
)
か
幟
(
のぼり
)
でも何するんでしたけれど、今夜が初日じゃあもう間に合いません。せめてハイカラに花環のようなものでも贈ることにしましょうよ。
探偵夜話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
まだ
少
(
わか
)
くって見番の札を引いたが、
家
(
うち
)
の
抱妓
(
かかえ
)
で人に知られた、梅次というのに、何か
催
(
もよおし
)
のあった節、
贔屓
(
ひいき
)
の贈った
後幕
(
うしろまく
)
が、染返しの
掻巻
(
かいまき
)
にもならないで、長持の底に残ったのを
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
後幕(うしろまく)の例文をもっと
(5作品)
見る
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
幕
常用漢字
小6
部首:⼱
13画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
“後幕”のふりがなが多い著者
長谷川時雨
泉鏡花
森鴎外
岡本綺堂