“きりさげ”の漢字の書き方と例文
語句割合
切下100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このお母(っか)さんの上に、また切下(きりさげ)の御祖母(おばあ)さんがいて、その御祖母さんがまた喜いちゃん喜いちゃんと呼んでいる。喜いちゃん御琴(おこと)の御稽古(おけいこ)に行く時間ですよ。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
只今(たゞいま)是へ出(いだ)すべしと言れけば同心は畏(かしこ)まり候と立て行けるが頓て身には半※(はんてん)を着(き)て眞向(まむき)より頬(ほゝ)へ掛て切下(きりさげ)られし疵痕(きずあと)あり丈(せい)は低(ひく)く髭(ひげ)は蓬々(ぼう/\)として如何にもみすぼらし氣(げ)なる者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
切下(きりさげ)られあつと玉ぎる一聲と共に落せし提灯の發(ぱつ)と燃立(もえたつ)其明(あか)りに見れば兄なる長庵が坊主天窓(ばうずあたま)へ頬冠(ほゝかぶ)り浴衣(ゆかた)の尻(しり)を引(ひつ)からげ顏を背(そむ)けて其場に彳(たゝず)み持たる脇差(わきざし)取直し再度(ふたゝび)斯(かう)よと飛蒐(とびかゝ)るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)