“かいつう”の漢字の書き方と例文
語句割合
開通100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
非常信号機ひじょうしんごうき? ——そういうものがあればいいのだが、なにしろ、むかしの開通かいつうしてまもなくの鉄道てつどうなのだから、そういう用意よういがまるでないのだ。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
三日みつかそとないと、町幅まちはゞ何時いつにかひろげられてゐたり、一日いちにち新聞しんぶんまないと、電車でんしや開通かいつうらずにすごしたりするいまに、ねん二度にど東京とうきやうながら
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
楢沢の平野は良樹りやうじゆ蓊欝おううつとして森林事業にのぞみあり、須原峠字上ヶ原の原野は牧畜ぼくちくよろしく尾瀬の大高原は開墾かいこんするを得べし、此他漸次道路を開通かいつうせば無数の良材木をはこび出す事をべし。
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)