“町幅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まちはば50.0%
まちはゞ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後、武蔵の屋敷近くに火事があったが、町幅まちはばの狭いところなので、屋根から屋根へ梯子はしごを渡して、ましらのように身軽く走り通る者があった。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三日みつかそとないと、町幅まちはゞ何時いつにかひろげられてゐたり、一日いちにち新聞しんぶんまないと、電車でんしや開通かいつうらずにすごしたりするいまに、ねん二度にど東京とうきやうながら
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)