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おほてすぢ
ふりがな文庫
“おほてすぢ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大手筋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大手筋
(逆引き)
しばらくして、
此
(
こ
)
の
大手筋
(
おほてすぢ
)
を、
去年
(
きよねん
)
一昨年
(
おととし
)
のまゝらしい、
枯蘆
(
かれあし
)
の
中
(
なか
)
を
縫
(
ぬ
)
つた
時
(
とき
)
は、
俗
(
ぞく
)
に
水底
(
みづそこ
)
を
踏
(
ふ
)
んで
通
(
とほ
)
ると
言
(
い
)
ふ、どつしりしたものに
見
(
み
)
えた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大手筋
(
おほてすぢ
)
を
下切
(
おりき
)
つた
濠端
(
ほりばた
)
に——まだ
明果
(
あけは
)
てない、
海
(
うみ
)
のやうな、
山中
(
さんちゆう
)
の
原
(
はら
)
を
背後
(
うしろ
)
にして——
朝虹
(
あさにじ
)
に
鱗
(
うろこ
)
したやうに
一方
(
いつぱう
)
の
谷
(
たに
)
から
湧上
(
わきあが
)
る
向
(
むか
)
ふ
岸
(
ぎし
)
なる
石垣
(
いしがき
)
越
(
ごし
)
に、
其
(
そ
)
の
天守
(
てんしゆ
)
に
向
(
むか
)
つて
喚
(
わめ
)
く……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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