“いとぐるま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
糸車43.8%
絲車18.8%
繅車18.8%
紡車12.5%
繰車6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ニールスはあわてて、大きな糸車いとぐるまのうしろにかくれようとしましたが、ズルスケは早くも、それを見つけて、おどりかかろうと身がまえました。
恍惚うつとりとものおもはしげなかほをしてをなよ/\とわすれたやうに、しづかに、絲車いとぐるま𢌞まはしてました。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
家によりては異樣に高き梯のいたゞきに門口を開けるあり。その内を望めば、繅車いとぐるまの前に坐せる老女あり。側なる石垣の上よりは黄に熟したる木の實の重げにりたる枝さし出でたるべし。
まづ最初に小さい風情ふぜいある渓橋、そのほとりに終日動いて居る水車、婆様ばあさん繰車いとぐるまを回しながら片手間に商売をして居る駄菓子屋、養蚕やうさんの板籠を山のごとく積み重ねた間口の広い家
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)