“糸車”の読み方と例文
旧字:絲車
読み方割合
いとぐるま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの、糸車いとぐるまのブンブンいう音をきくぐらい、たのしいことはありません。おまえのむすめを、いますぐおしろへよこしなさい。
ニールスはあわてて、大きな糸車いとぐるまのうしろにかくれようとしましたが、ズルスケは早くも、それを見つけて、おどりかかろうと身がまえました。
ちょうど日当ひあたりのいい縁側えんがわに、おばあさんがすわって、したいて、ぷうぷうと糸車いとぐるまをまわしていとつむいでいました。
おじいさんの家 (新字新仮名) / 小川未明(著)