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いきぐる
ふりがな文庫
“いきぐる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
息苦
52.9%
呼吸苦
35.3%
呼苦
5.9%
気息苦
5.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
息苦
(逆引き)
先刻
(
さつき
)
まで
蒼
(
あを
)
かつた
空
(
そら
)
も、
何時
(
いつ
)
とはなし一
面
(
めん
)
に
薄曇
(
うすぐも
)
つて、
其処
(
そこ
)
らが
急
(
きふ
)
に
息苦
(
いきぐる
)
しく、
頭脳
(
あたま
)
は一
層
(
さう
)
圧
(
おし
)
つけられるやうになる。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
いきぐる(息苦)の例文をもっと
(9作品)
見る
呼吸苦
(逆引き)
そこには
榻
(
ねだい
)
があって、髪の黒い、黄いろな顔をした男が、
呼吸苦
(
いきぐる
)
しそうにして
左枕
(
ひだりまくら
)
に寝ていた。主翁はこれが御病気だと云う伯爵の殿様だなと思った。
黄灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いきぐる(呼吸苦)の例文をもっと
(6作品)
見る
呼苦
(逆引き)
謙作は
呼苦
(
いきぐる
)
しい眠りから覚めた。それは
花園
(
かえん
)
の中を
孔雀
(
くじゃく
)
か何かのようにして遊び狂うていた鳥の
翅
(
つばさ
)
が急にばらばらと落たような気もちであった。彼は二三度大きく
呼
(
いき
)
をしてから眼を開けた。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いきぐる(呼苦)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
気息苦
(逆引き)
其所
(
そこ
)
へ彼女の
癇性
(
かんしょう
)
が手伝った。彼女はどんなに
気息苦
(
いきぐる
)
しくっても、いくら
他
(
ひと
)
から忠告されても、どうしても
居
(
い
)
ながら用を足そうといわなかった。
這
(
は
)
うようにしてでも
厠
(
かわや
)
まで行った。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いきぐる(気息苦)の例文をもっと
(1作品)
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