“あるよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
某夜35.4%
一夜33.3%
或夜31.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは某夜(あるよ)のことであったが、その当時はまだ電灯の往きわたっていない時で、二人は吊洋灯(つりらんぷ)の傍で児の対手(あいて)になっていた。
前妻の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
で踠(あが)けば躓(つまづ)き、躓いては踠き、揚句(あげく)に首も廻らぬ破目(はめ)に押付けられて、一夜(あるよ)頭拔(づぬ)けて大きな血袋(ちぶくろ)を麻繩(あさなわ)にブラ下げて、脆(もろ)くも冷(ひやツこ)い體となツて了ツた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
甚兵衞聞出しければ彼が留守(るす)へ忍び入て物せんと茲に惡心(あくしん)を生じ旦暮(あけくれ)道庵(だうあん)が宅(たく)の樣子を窺(うかゞ)ひ或夜(あるよ)戌刻頃(いつゝごろ)來(きた)りて見れば表は錠前(ぢやうまへ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)