“あとまは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
後廻80.0%
跡廻20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すかされ機械仕掛きかいじかけのあやつり身上しんじやう松澤まつざはももうくだざかよとはやされんは口惜くちをしくなる新田につた後廻あとまははら織元おりもと其他そのほか有金ありがね大方おほかたとりあつめて仕拂しはらひたるうはさこそみゝよりのことなれと平生ひごろねらひすませしまと彼方かなたより延期えんき
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
開会後第一の土曜の午過ひるすぎには大勢おほぜい一所にた。——広田先生と野々宮さんと与次郎と三四郎と。四人よつたり余所よそ後廻あとまはしにして、第一に「森の女」の部屋に這入つた。与次郎が「あれだ、あれだ」と云ふ。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
されば後藤半四郎は明日こそ是非々々それがし同道すべし待構まちかまへたりさて又長八は何にしても大橋文右衞門樣の御事を跡廻あとまはしにはならぬと云を長兵衞久五郎の兩人今其事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)