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『放し鰻』
ふりがな文庫
『
放し鰻
(
はなしうなぎ
)
』
E君は語る。 本所相生町の裏店に住む平吉は、物に追われるように息を切って駈けて来た。かれは両国の橋番の小屋へ駈け込んで、かねて見識り越しの橋番のおやじを呼んで、水を一杯くれと言った。 「どうしなすった。喧嘩でもしなすったかね。」と、橋番の老 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「民衆講談」1923(大正12)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
越
(
ご
)
朱
(
しゅ
)
巧
(
たく
)
行燈
(
あんどう
)
仇
(
かたき
)
小
(
こ
)
転
(
ころ
)
襖
(
ふすま
)
裏店
(
うらだな
)
表店
(
おもてだな
)
扶
(
たす
)
述懐
(
じゅっかい
)
苦
(
にが
)
老爺
(
おやじ
)
門口
(
かどぐち
)
洟
(
はな
)
泥鰌
(
どじょう
)
鬢
(
びん
)
毒酒
(
どくしゅ
)
鳴物
(
なりもの
)
易々
(
やすやす
)
憑物
(
つきもの
)
後生
(
ごしょう
)
工面
(
くめん
)
小銭
(
こぜに
)
家
(
うち
)
呆気
(
あっけ
)
午飯
(
ひるめし
)
午
(
ひる
)
勤番
(
きんばん
)
利
(
き
)
分
(
わ
)
供養
(
くよう
)
代
(
だい
)
今朝
(
けさ
)