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魔
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エテ
ふりがな文庫
“
魔
(
エテ
)” の例文
「ま、やっと取返したが、縄を解いてはならんぞ。もう眼が血走っていて、すきがあると
駈
(
か
)
け出すじゃ。
魔
(
エテ
)
どのがそれしょびくでの。」
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「ま、やつと
取返
(
とりかえ
)
したが、縄を解いてはならんぞ。もう眼が血走つてゐて、すきがあると駈け出すぢや。
魔
(
エテ
)
どのがそれしよびくでの。」
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「それはハヤ
不念
(
ぶねん
)
なこんだ。帯の結めさえ叩いときゃ、何がそれで
姉様
(
あねさま
)
なり、
母様
(
おふくろさま
)
なりの魂が入るもんだで
魔
(
エテ
)
めはどうすることもしえないでごす。」
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「それはハヤ
不念
(
ぶねん
)
なこんだ。帯の
結
(
むすび
)
めさへ
叩
(
たた
)
いときや、何がそれで姉様なり、
母様
(
おふくろさま
)
なりの
魂
(
たましい
)
が入るもんだで
魔
(
エテ
)
めはどうすることもしえないでごす。」
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“魔”の意味
《名詞》
宗教等において、誘惑などして正しい道に進もうとするものを妨害するもの。
不気味でまがまがしいこと。害をなすこと。細心の注意を要すること。
(出典:Wiktionary)
“魔”の解説
魔
魔(ま)とは一般に、人の心を惑わす悪鬼(悪魔)や災いをもたらす魑魅魍魎、人を一事に熱中させるもの(例:詩魔)や一事に偏執すること(例:電話魔)などを指す。これは以下の仏教における「魔」に由来する。
(出典:Wikipedia)
魔
常用漢字
中学
部首:⿁
21画
“魔”を含む語句
悪魔
魔神
邪魔
魔法使
魔女
魔術
魔力
夢魔
阿魔
逢魔
魔性
魔除
妖魔
降魔
魔王
閻魔王
誤魔化
閻魔
胡魔化
魔法
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