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高誼
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こうぎ
ふりがな文庫
“
高誼
(
こうぎ
)” の例文
枕山は「アヽ上人ノ先考ニオケルヤ半面ノ識アルニ非ズ。シカモ
高誼
(
こうぎ
)
此
(
かく
)
ノ如シ。
豈
(
あに
)
不肖余ノ故ヲ以テニアラズヤ感歎ニ堪ヘズ。」
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
貸して賜われた。
偏
(
ひとえ
)
に
仏陀
(
ぶっだ
)
と
衆生
(
しゅじょう
)
のためとは申せ、浅からぬご法縁、たとえ法然、遠国に朽ち果てようとも、ご
高誼
(
こうぎ
)
のほどは忘れませぬぞ
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
爛柯亭様御在世中は
一方
(
ひとかた
)
ならぬ御
高誼
(
こうぎ
)
に
与
(
あずか
)
ったことであるが、貴女様には今日まで
拝芝
(
はいし
)
の栄を得ず、失礼致しておる、然るところ先般は
寔
(
まこと
)
に御親切なる御書面を
戴
(
いただ
)
き
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
切
(
せ
)
めては
世間並
(
せけんなみ
)
の
真人間
(
まにんげん
)
にしなければ沼南の
高誼
(
こうぎ
)
に対して済まぬから、年長者の義務としても門生でも何でもなくても日頃親しく出入する
由縁
(
ゆかり
)
から十分訓誡して目を覚まさしてやろうと思い
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
と、しばらくの
逗留
(
とうりゅう
)
を頼み、関羽も姓名や郷地を名乗って、将来の
高誼
(
こうぎ
)
を仰いだ。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“高誼”の意味
《名詞》
高誼(こうぎ)
相手の厚意に対する敬語。
(出典:Wiktionary)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
誼
漢検準1級
部首:⾔
15画
“高”で始まる語句
高
高価
高輪
高尚
高麗
高野
高嶺
高原
高山
高邁