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騙取
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かたり
ふりがな文庫
“
騙取
(
かたり
)” の例文
押借
(
おしが
)
り
騙取
(
かたり
)
の度胸も持合わせず。賭博、相場の器用さなど、夢にも思い及ばぬまま、三日すれば止められぬ乞食根性をそのまま。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
屠犬児は
天窓
(
あたま
)
を
掻
(
か
)
きて、「むこうがおめでたいだけにちっとは
冥利
(
みょうり
)
が
悪
(
わり
)
いようだ。はて、
体
(
てい
)
の
良
(
い
)
い
騙取
(
かたり
)
じゃねえか。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
預
(
あづ
)
けた
預
(
あづ
)
からないの
争
(
あらそ
)
ひになつた
処
(
ところ
)
が、
出入
(
でい
)
りの
車力
(
しやりき
)
や
仕事師
(
しごとし
)
が
多勢
(
おほぜい
)
集
(
あつま
)
つて
来
(
き
)
て、
此奴
(
こいつ
)
は
騙取
(
かたり
)
に
違
(
ちが
)
ひないと
云
(
い
)
ふので、ポカ/\
殴
(
なぐ
)
つて
表
(
おもて
)
へ
突出
(
つきだ
)
したが、
証拠
(
しようこ
)
がないから
表向訴
(
おもてむきうつた
)
へることが
出来
(
でき
)
ない。
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“騙取”の意味
《名詞》
他人の物を言葉巧みに騙して取ること。
(出典:Wiktionary)
騙
漢検1級
部首:⾺
19画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“騙”で始まる語句
騙
騙児
騙子
騙賊
騙詐
騙討
騙局
騙拐
騙着
騙罔