“騙児”の読み方と例文
読み方割合
かたり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よく聴いてくれよ、一体この世の中では騙児かたり仲間よりはむしろ自由職業者のほうが悪声を蒙る度数が多いね。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
あの騙児かたりめ、上背うわぜいといい、おめんといい、男っぷりといい、——ちょいと水際だっておりますからねえ。
百姓なんてものは騙児かたりだから、同情してなんかやるには当たらん、今でもたまにぶんなぐる者がおるから、もったものだ、ロシアの土地は、白樺しらかばがあればこそ、しっかりしてるんだ。